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不正咬合の種類~受け口編~

いつも大変お世話になっております。
さくら矯正歯科の早川です!

さて、本日は不正咬合の症状についてお話をさせていただこうと思い、ブログを更新いたしました✨
矯正を始めようと思う最初のきっかけは、おそらく多くの方が歯並びが気になって・・・という理由だと思います。
自分がどんな歯並びなのか、良いのか悪いのか、どのような影響があるのかなど気になりますよね。
その中でも、特によく聞く代表的な不正咬合の症状をご紹介させていただきたいと思います。

ひとつめは、受け口という症状です。

受け口

こちらは、反対咬合・下顎前突とも呼ばれたりしていますね。
名前からも想像がつくかもしれませんが、受け口とは奥歯で噛んだ時に下の歯が上の歯より前に出ていて、噛み合わせが上下で逆になっている不正咬合のことを指します。
放っておくとかみ合わせが悪化して口呼吸による弊害が起こったり、顎関節症を引き起こしやすくなったり、前歯と舌の関係で発音が不明瞭になったりと様々な問題の原因となります。
横顔がしゃくれて見える顔貌も受け口が原因の場合が多々あり、受け口の人は将来、早く歯を失いやすいともいわれています。
こうした問題の解決に役立つのが矯正歯科治療になります。

下顎前突の原因は大きく分けて3つあり、「遺伝的な原因」「前歯の傾きが原因」「日常生活の癖が原因」です。

【遺伝的な原因】
受け口の原因の多くは遺伝的要因によって起こるとされています。
下の顎が大きい、または上の顎が小さいなど、骨格性の遺伝が受け口の原因に大きく関わっています。

【前歯の傾きが原因】
上顎前歯が内側に傾斜している、もしくは下顎前歯が外側に傾斜している場合。
上下のあごの位置や骨格的に問題がなくても前歯が傾斜していることで、通常とは反対のかみ合わせになってしまいます。

【日常生活の癖が原因】
乳幼児期の指しゃぶりや、舌で下の歯を押す癖、下顎を前に出す癖、頬杖をつく癖などが主な原因となっています。
また、口呼吸が原因で、下の前歯を舌が裏側から前方に押して下あごが前に出てしまうことも。

受け口は、下顎がしゃくれていて長く見えるという外見的な問題がありますので、コンプレックスを抱きやすく、心理面に与える影響が大きくなりがちです。
また、歯がしっかり噛み合わないため、食べ物を噛み切りにくいだけでなく噛んでいる時に無理な力がかかることで顎への負担も大きくなります。

思春期の時期に体の成長とともに下顎も成長していきます。
体の成長に合わせて下顎が急激に大きくなり、受け口の症状がどんどん目立ち始める場合もありますので、ぜひ一度早い段階で矯正歯科へご相談いただくのがおすすめです。
早い段階で治療をスタートすれば、その分治療方法も多くなりますよ!

当院でも初診のカウンセリングは随時受け付けておりますので、ぜひ一度ご相談だけでもお待ちしております☺
※初診のカウンセリングは費用が発生しません!

ご予約方法は、直接お電話(052-914-9821)いただくか、HPのお問い合わせフォームよりお待ちしております✨

皆さま、受け口がどういう不正咬合なのか少しでもお分かりいただけたでしょうか?
次回は出っ歯編を更新予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください!